全体像を把握し、相続手続きを進める順番を決める

6.各種手続きの実行

まずは手続き先の確認です

 

不動産⇒不動産の所在を管轄する法務局
⇒自動車は運輸支局・自動車検査登録事務所、軽自動車は軽自動車検査協会
有価証券⇒預託先の金融機関、端株については株主名簿管理人。非上場株で株主名簿管理人がいない場合は該当株式会社
預貯金⇒銀行、信用金庫、農協等
死亡保険金⇒各保険会社
準確定申告⇒税務署
相続税申告⇒税務署

不動産の相続手続き

不動産の手続きは法務局で行います。不動産がある場所を管轄する法務局、出張所です。基本的な必要書類は下記の通りです。相続証明戸籍類(被相続人出生から死亡までの戸籍及び相続人全員の戸籍等)取得者を証する情報(遺産分割協議書印鑑証明書付き等)被相続人の住所証明書取得者の住所証明書固定資産税評価証明書(納税...

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自動車、軽自動車の相続手続き

自動車の相続手続きは運輸支局・自動車検査登録事務所で行います。相続人の使用の本拠の所在地を管轄する運輸支局・自動車検査登録事務所の手続きです。基本的な自動車の移転登録(所有者死亡で一人の相続人がそのままの場所で使用)する場合の必要書類です。相続証明戸籍類(被相続人と相続人の関係証明戸籍及び相続人全員...

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有価証券(株式・国債等)の相続手続き

被相続人が口座を開設していた金融機関に死亡の連絡をします。窓口や電話口で口座契約者の情報を伝え、相続手続き書類の交付を受けます。最近ではネット証券の契約をしている方も多いです。そちらも忘れずに問合せをしましょう。基本的には以下の書類が求められます。相続証明戸籍類(被相続人出生から死亡までの戸籍及び相...

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銀行、信用金庫、農業協同組合の相続手続き

被相続人が口座を開設していた金融機関に死亡の連絡をします。窓口や電話口で口座契約者の情報を伝え、相続手続き書類の交付を受けます。最近ではネットバンキングの契約をしている方も多いです。そちらも忘れずに問合せをしましょう。基本的には以下の書類が求められます。相続証明戸籍類(被相続人出生から死亡までの戸籍...

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生命保険の手続き

生命保険は被相続人の契約先保険会社に問い合わせます。生命保険の場合には遺産分割協議は必要ありません。受取人固有の財産となるからです。基本的には以下の書類が求められます。保険契約書申請書類(保険会社に問い合わせて取得)被保険者の死亡を証する書面受取人の本人確認書類なお、受取人に相続が発生している場合や...

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準確定申告の手続き

準確定申告書は被相続人の死亡当時の納税地の管轄の税務署に提出します。まずは申告の要否について確認しましょう。確定申告をしなければならない人が死亡した場合に必要な手続きです。確定申告をする必要が無い方が亡くなった場合、準確定申告は必要ありません。しかし、所得税を納税しすぎていた場合、還付の申告ができる...

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相続税申告の手続き

被相続人の死亡時の住所地を管轄する税務署に申告手続きを行います。相続税申告は課税価格の合計額が基礎控除額を超える場合に必要な手続きです。相続の開始があったことを知った日の翌日から10ヵ月以内に申告・納税を済ませなければなりません。死亡日時点の財産だけではなく、相続人に対する過去3年以内の贈与財産や、...

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