4.遺産の調査

4.遺産の調査

4.遺産の調査

遺産分割の準備と必要な手続きの確認作業を行います。
遺産分割の準備として何が遺産として分割の対象となるのかを確認し、遺産目録を作成します。
財産の評価基準は一律ではありませんので、何を基準として評価したかも明確にしましょう。
遺産に該当するもの、該当しないもの、遺産分割の対象とはならないがみなし相続財産として相続税の対象となるものもあります。

 

遺産に該当するもの
被相続人名義の不動産、自動車、有価証券、預貯金、現金、保険契約の権利、書画骨董品、ゴルフ会員権、家庭用財産、知的財産権、各種還付金、電話加入権、債務、未納税金等

遺産に該当しないもの
生活保護受給権、扶養を受ける権利、身分上の権利、香典等

遺産には含まれないが相続税の対象となるもの
死亡保険金、死亡共済金、死亡退職金、三年以内の相続人への贈与(対象外あり)等

 

必要な手続きの確認作業

被相続人の生活状況も把握します。
郵便物や通帳、各種の契約書から出来る限り把握します。
昨今ではエンディングノートを書かれている方も多くなりました。
エンディングノートが残されていると、被相続人の取引先の把握が容易になります。

 

解約手続きや名義変更
クレジットカード、携帯電話等の解約、電気、水道、NHK等の解約又は名義変更

各種請求
未支給年金、未支給失業給付、葬祭費、死亡保険金請求